2021-06-08 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
○政府参考人(青山豊久君) 報告書にもございますけれども、二次案が提示されます前から、OIE総会におきまして、伊藤国際衛生対策室長がOIEアニマルウエルフェア世界戦略に対して、アニマルウエルフェアのガイダンスは、科学的根拠に加え、多様な加盟国の家畜の飼養実態や文化などの差異を踏まえた柔軟な基準を作成することが重要であると発言しておりますし、二十九年十二月のOIE連絡協議会において、同じく伊藤室長は、
○政府参考人(青山豊久君) 報告書にもございますけれども、二次案が提示されます前から、OIE総会におきまして、伊藤国際衛生対策室長がOIEアニマルウエルフェア世界戦略に対して、アニマルウエルフェアのガイダンスは、科学的根拠に加え、多様な加盟国の家畜の飼養実態や文化などの差異を踏まえた柔軟な基準を作成することが重要であると発言しておりますし、二十九年十二月のOIE連絡協議会において、同じく伊藤室長は、
その後でございますけれども、三次案、四次案等、さらには、現在、OIEの採卵鶏の指針につきましては、今月二十四日から開催されるOIE総会での採択に付される予定の指針案が示されておるところでございますが、止まり木などの設置については推奨事項とされておりまして、多様な飼養形態が認められる内容となっております。
また、アメリカの一部の州においてバタリーケージ飼育が禁止されているということでございますけれども、平成元年度のOIE総会では、アメリカからは、止まり木などの設置を必須とするOIEの二次案に対しまして、全ての飼養形態が認められていた一次案に戻すべきとの発言があり、二次案については不支持ということでございましたので、アメリカ全体としてはバタリーケージ飼育を禁止するような状況ではないというふうに理解をしております
現在、OIEにおきまして、本年五月のOIE総会での採択に向けて、採卵鶏のアニマルウェルフェアに関する指針の検討が進められておりますけれども、採択に付される予定の指針案でございますが、止まり木や営巣の区域の設置は推奨事項とされております。多様な飼養形態が認められる内容となっておりまして、世界全体がバタリーケージを認めない方向に進んでいるというものではないというふうに考えております。
OIEの先ほど申し上げました二次案で、止まり木とか営巣の区域が義務的事項、必須事項になっているという案が示されたわけでございますが、これにつきましては、令和元年に開催されました八十七回のOIE総会で、アメリカからも全ての飼養形態が認められた一次案に戻すべきとの発言がございましたし、コロンビアとかインドとかジンバブエなどからも二次案に対する懸念が示されているということでございまして、我が国以外にも二次案
令和元年五月のOIE総会では、米国、アメリカは、アメリカ地域三十一か国・地域を代表しての参加だったんですけれども、一次案では、多様な生産システムが認められる包括的な内容となっていたが、二次案では、広く普及しているケージ飼養を除外する内容が提案されており、支持できないことから、一次案に戻す旨を要請した。コロンビア、インド及びジンバブエも、現状の飼養状況を踏まえた案となっていないことへの懸念を表明。
さらに、国際的な話もありましたが、二次案に対しては、米国などもOIE総会で反対の意見を示したところでありまして、我が国のみが他のOIE加盟国と異なる意見を述べたわけではありません。 このようなことから、政策判断は妥当なものと考えておりますが、いずれにしても、養鶏、鶏卵行政の公正性につきましては、今、第三者検証委員会におきまして、公判への影響に十分留意しつつ、調査、検証を行っております。
○梅田政府参考人 我が国は、昨年十二月十五日に、国際獣疫事務局、OIEに対しまして、BSEステータス認定の申請を行い、本年五月二十四日からパリにて開催されましたOIE総会において、管理されたリスクの国と決定されたところでございます。 昨年十二月の申請に当たりましては、石破大臣まで御説明を行った上で、我が国の首席獣医官からOIEのバラ事務局長に対して申請書を提出したところでございます。
ただいま先生御指摘のように、どういう条件かということを今の時点で明確にお示しするということはなかなか難しいわけでございますが、現在の米国からの要求といいましょうか、言われていることにつきましては、まず、OIEにおけるステータスの申請をしておりますので、それがOIE総会で仮に米国の主張するような形で管理されたリスク機関に認定されるということになりますと、それをベースに、国際基準に従って日本の輸入条件を
私どもといたしましては、OIEが動物衛生分野の国際機関であることから、農林水産省との連携を図りながら、OIE総会での結論を注目いたしているところでございます。
○中川政府参考人 今回のOIE総会で改正をされる前の規定ぶりは、これは骨なし牛肉の貿易条件というところに書かれていることでありますけれども、患畜やその疑いのある牛由来でないことということとあわせて、屠畜前、後検査を受けていることというのが二つでセットになっておりました。
○福本潤一君 同時に、今年五月、OIE総会がございますけれど、そこでOIEコードの検討が行われる予定だということでございます。 日本は現在まで全頭検査をやっておりますけれど、これ国際的な動きございますので、この基準を緩和するように圧力が強まる可能性もあるように考えられます。
今年の五月に次期OIE総会は開催をされますけれども、今申し上げましたような、日本がこの提案に対しては反対だというこのことがきちっと総会で反映された形になるように最大限努力をしていくということがまず私どもの基本的立場でありまして、これは何も日本だけではなくて、できるだけ多くの国にそういった点について賛同を得ていく必要がありますので、特にEUなどとの連携を視野に入れてやっていきたいというふうに思っております
それは、今年の春に開催される予定のOIE総会において、牛肉貿易に関するBSE規約の改正が提案されることになっていますね。この提案には、骨なし牛肉であれば月齢などの制限なしに自由貿易することを可能とする内容が含まれている。我が国の専門家からは、この規約改正について、科学的根拠に乏しいとの指摘もあります。
○加治屋義人君 少し角度を変えての質問をさせていただきますが、今春のOIE総会で骨なし牛肉を無条件物品として、月齢による制限や無検査でも貿易を可能とするBSEコード改正が提案されているんですね。 この提案について、科学的な根拠が全く明らかにされていない、あるいは国内の専門家からも強い反対意見が出ている。
○中川政府参考人 まず初めに、先般のOIE総会におきますBSEコードの改正につきまして御説明をさせていただきたいというふうに思います。
○外口政府参考人 委員御指摘のように、骨なし牛肉について、輸出国のBSEリスクにかかわらず輸入を認める無条件物品に追加する等の内容のOIEのBSEコード改正案について、今月の二十二日から開催されるOIE総会において審議がなされる予定であります。
それで、次、大臣にお聞きしたいんですけれども、アメリカは、五月に開かれるOIE総会に、感染牛の発生頭数が一頭とか二頭だったら牛肉貿易が停止できないルールを提案するというふうにしているわけです。 各国がBSEの清浄化のために今本当に真剣に努力をしているときに、自国の利益だけを考えて、牛肉の安全をないがしろにするような主張だと。
そして、先ほどOIE基準等について言っていましたが、OIE基準を遵守するか遵守しないかというところで、中川消費・安全局長は、三分ぐらい打ち合わせしたら、必ずしも全部それを云々しない、遵守するものではないと言っていましたが、いわゆるOIEの、ことしの五月二十八日の、これは農水省から出たOIE総会の概要についてというプレスの発表なんですが、その中で、こうありますよ。
ただ、少なくも、本年五月に開催されたOIE総会において、牛の腸について、回腸遠位部のみでなく腸全体をSRMとするBSE国際基準の改正が採択されたわけであります。改正の背景については、羊のスクレーピーにおいて腸に感染性が確認されていることや、腸を食する習慣のない国では回腸遠位部のみの摘出を管理することは実際的でないと聞いているところであります。
こうした中、五月十八日から二十三日までの日程でOIE総会が開催されましたが、農林水産省のBSE対策本部長であります北村副大臣が自ら総会に赴きまして、科学的根拠に基づき処分する牛の範囲を縮小するように事務局長に強く訴えてきたところでございます。
○政府参考人(須賀田菊仁君) 五月の十八日から二十三日までOIE総会がございました。かねてより私ども、疑似患畜の範囲の見直しということをBSEの経験が積んでいる欧州での経験に基づいて科学的に検討してほしいという提案をしてきたわけでございます。
そういう立場に立って、OIE総会での一つの基準ができたときに、家畜伝染病予防法の中でBSEをどう位置づけていくのか。これまた私は大きな議論であるというふうに思っているんです。
日本提案という形でしか答弁になっておりませんけれども、このOIE総会に向けての対応として、疑似患畜の範囲をどのように見直していこうと考えているのか、そして、総会では現時点でどのような方向性でOIEとして動いているのか、その状況を答弁していただきたいというふうに思っています。 〔委員長退席、楢崎委員長代理着席〕
○江田(康)委員 五月の十八日、OIE総会が開催される。そこで、EUの考え、また、特に日本からは、やはりこういう農家の皆さんの声を代弁して、体を張って、今は体を張っていかないとWTOにおいてもいい結果は望めませんので、ぜひとも北村副大臣、体を張って、ひとついい方法がないのか、それをよくよく検討していただきまして、前進できるようにお願いをいたしまして、本日の私の質問を終わらせていただきます。